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INTP 秋の女

AM1:30

現在AM1:30、今日こそは早く寝ようと誓い布団に入ったのが一時間前だ。フルニトラゼパムをオロパタジンとハイチオールと一緒に流し込む。これで二時間後には寝られているだろうか。オロパタジン、この前までは明治のもので無味だったのだが、突然サワイのものになり、水に触れた瞬間いちごみたいな味が口の中に広がりとても不快。薬の味はどうも苦手だ。同じ成分のはずなのに、味が変わることってあるのか?気のせい?有識者いたら教えてください。

そういえば昨日、薬局に売っていたお徳用っぽい、400円弱で20袋ほど入ったドリップコーヒーを買った。薄く感じて、たくさん飲んでしまった。カフェインを控えようと、苦手なルイボスを買ってきたのに結局コーヒーを飲んでいるのだから意味がない。ルイボスは、コーディアルというのか、ハーブや果物を砂糖とルイボスと一緒に煮込んで作るシロップを買った。煮込んでいる最中は部屋の中が地獄だった。ルイボス、香りがどうも苦手で、なんというか薬品のような香りがするよね。できあがったシロップは瓶に詰めて、7倍くらいでホットミルクと割って飲んだら美味しかった。甘いミルクティーだ、寝る前は紅茶を控えてこれを飲もう。あと、今日は近くのティースタンドへ行って、カシスのフルーツティーを頼んだ。どことなくサングリアのような、甘いフルーツティーで、このカシスはシロップかなと思っていたのだが、底にカシスそのものが入っておりびっくりした。他にはみかんのフルーツティーのメニューがあったので、今度はそちらも頼んでみたいと思う。

この前はフォロワーとずっと食べたかったパンケーキを食べ、最果タヒ展「われわれはこの距離を守るべくして生まれた夜のために在る6等星なのです」に行った。最果タヒについてはそこまで詳しいわけではないが、中高生の頃に本を何冊か読んだことがある。あまり否定的なことを言うのもよくないが、正直この人の文章はあまり好きな方ではなかった。上手く言えないのだが、前後の文が全く別のことを言っているというか、まとまりがない気がするのだ。それで、何度読んでも、頭に入ってこないというか、ん?結局どういうことで、何を言いたい文章なのだろう?となる。もちろん、何かを伝えたいわけではないのかもしれないし、文学とか、詩とか、そういったものには全く詳しくないので、もしかしたらそういうものなのかもしれないけど。でも、最果タヒ展は楽しかった。透明なアクリルでできた、立体的な詩は、光に照らされて影のようになった文字を読んで、なるほどこういう表現方法もあるのかと思った。輪っかの中に書いてある詩は、どこからでも読めるようになっていた。また、白黒のモビールに吊るされている、たくさんの言葉は、無限に組み合わせができて、飽きることがなかった。モビールの中でなるほど、となった詩は、「永遠を観測することができるのが、人類の特権であると思うのです。」である。なるほど、私も永遠を観測したい。また、特に印象に残っている展示は、「いまなん詩゛?」という、デジタル時計の時:分:秒のそれぞれに言葉が割り当てられ、一秒ごとに違う詩になっていくというものだった。私が展示に行ったのは14時で、14時台はにせものの雨が時だった。例えば、14:21:?は、「にせものの雨が:誠実なふりをして:きみのいない夢を見る。」だった。14:22:?は、「にせものの雨が:静かに:またたいている。」だった。とても面白いアイデアだなあと思った。このように、いろいろなデザインを交えて、言葉を表現するというのは、とても面白く、行ってよかったと思った。美術館に絵画を見に行く時もそうだが、私は、こういった展示物を見て、何か一つでも好きだと思えるものに出会えれば、それはとても価値のあるものだと思っている。好きだと思えるものに出会えることはもちろん、嫌いだと思えるものに出会えるということすら、価値があると思う。私は感性があまり豊かな方ではないので、淡々とした日常生活を送っているとついそう感じることすら忘れてしまうから、やっぱり、定期的にこういったものに触れて、何かを感じることは重要だと思う、私にとって。

少し眠くなってきたな、嘘、眠いという感覚がもうあまりわからない、ずっと。ただ、頭がフラフラする。フルニトラゼパムは、脳の神経系の作用を強めて眠気を引き起こして、気絶したように眠れる、麻酔の前や、強めの不眠症の治療に使われる薬だ。そういえば前の記事にも書いたが、どうして人は簡単に、薬で幸せを感じたり、眠気を引き起こしたり、食欲を起こしたりまたは失くすことができるのに、苦痛に耐えながら、必死に生きなければいけないのだろうか、謎。最近は割とたのしい生活を送っている。最近ハマっていることは、家具を買い替えたり、少し高め(私にとって)のルームウェアを買ったり、アロマを炊いて、家で過ごす時間を快適にすることだ。以前まで好きだった化粧品も洋服も、趣味のゲームや音楽にさえ、少し限界を感じている。飽きることが怖い。繰り返すことが怖い。また、ずっと、この生活が続くのか、という感覚は、苦痛だ。まあこれは、前回の記事に書いたので、今回は書かないでおこう。ちなみに今はAirPodsで音楽を聴いているのだが、音がどんどん遠くなる感覚がする。特に左耳、聞こえづらい、フルニトラゼパムによるものなのだろうか。気絶が近いようなので、これくらいで今回の日記は終わりにしようと思う。別に病んでいるわけではないし、とても元気だけれど、久々に薬を服用して眠りにつくチャレンジをするので、その経過を最近の日記と共に書いていこうと思った次第です。それではみなさんごきげんよう、三月になったけど、なんとか耐えぬいていこうね。今いちばん欲しいものはリンドールのストラッチアテラ10個入りです、店舗に行ったけどなかったので、ウェブ限定らしい。フォロワー、送ってください、よろしくお願いします。まとも王より。