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INTP 秋の女

苦痛の正体

つい数週間前まで、半袖で過ごしていたというのに、すっかり気候は秋を通り過ぎ、冬めいた冷たい風が吹いている。夜はニットにコートを着ていても寒いくらいで、急な気候の変化に驚くね。みなさん如何お過ごしでしょうか?

季節も人生も、変わったことに気づくのはいつも変化が起こった後だよね。

最近Twitterを見ていても、実生活の周りの人を見ていても、体調を崩したり、メンタルを患っている人が多い。気温差や低気圧、流行の感染症や、それに伴う景気悪化や薄暗い日本社会の空気かもしれないし、元々抱えていたものが何らかのきっかけで悪化など、まあ原因は様々あるのでしょう。かく言う私も、数年前からメンタルを患っており、現在は通院しておらずかなり回復したのだが、最近また眠れず憂鬱感が続いている。メンタル系のものは、一度患うと基本的に完治はなく、治療や環境の変化などで元の状態に戻ることはできるかもしれないけれど、何らかのきっかけでぶり返してしまうので、一生付き合っていくものだと思っている。(専門家ではないので、個人的見解)だから、みんな、ちょっとでも調子悪いな?と思ったら、本当に無理せず一度休んでほしい。追い詰められているときに不調を自覚することも、休むことも、とても難しいことだけど。

この前フォロワーと話していたのだけれど、病名が付かなければ辛い環境から逃げられない社会って、すごく嫌だよね。それに、病名がついた時に、安心する人と、ショックを受ける人がいると思うけれど、安心する人は、やっとそこで辛かった頑張ったと自覚できるわけで、私もそのパターンだったけれど、それって、自分の限界を自覚できないくらいに追い詰められてたってことで、それもすごく嫌だよね。社会、変えたいよね。ウチら令和ガールズ&ボーイズは、下の世代のために少しずつでも社会の認識を変えていけたらいいな。まあ、人類なんて皆、滅べばいいとは思っているけれど。

 

自分語りになるが、まあこのブログ自体、私のことを書く場所なので、存分に私の話をしようと思う。みんなに休むことや、治療を勧めておきながら、何だという話にはなるが、私は自分の病気は、別に治らなくてもいいと思っている。治らなかったらどうなるか?どうにでもなってしまえばいいと思う。他人に迷惑をかけたり法を犯すようなことは極力避けたいが、自死を選ぶくらいなら、全然いいのだ。だってずっと、死にたいから。

そもそも私のこの死にたさは、物心ついた時からあるものだ。幼稚園の時から毎日通園することの意味がわからなかったし、小学生の中学年に上がる頃にはもう「死にたい」と口にしていた。“生きるということは、これがずっと続いていく”ということに気づいてしまった時点で、もう耐えられなかった。毎日同じことの繰り返しだ。それは、明日は今日と違うことをすればいい、というようなことではなく、人生は、あと(おそらく)何十年も、何万日も、生きることを繰り返していくだけの、ただの作業だ。小さな頃からそれが苦痛だった。小学生のとき、夜は明日の準備をしたよね。次の日の授業を確認して、ランドセルに教科書と給食セットを詰める。体育があれば体操着を着ていかなければいけなくて、給食当番だったらマスクが必要だった。そういうことを考えると、狂いそうになる。どうせ何も変わらないのに。この苦痛だってそうだ、一度気づいてしまったらもう気づかなかった人生には戻れないのだ。なかった?時間を意識した途端に時間の進みが遅く感じたり、まばたきや呼吸、唾液を飲むということを意識した瞬間、今までどのタイミングでどうしていたのかわからなくなる、みたいな。それにとても似ている。ずっとこれが続いていく。人間には感情があって、この苦痛もそうだし、楽しいや嬉しいという種類のものもある。そのポジティブな感情を抱くために行動することすら面倒だ。例えば苦労して得たものほど達成感は大きいけれど、そんなのわざわざ苦労しなくとも、麻薬でもやれば一瞬だ。そんなのには価値がない?どうして、人間の感情なんて、脳の神経伝達の結果でしかないのに。好きなライトノベルにこういう一節がある。

「あのさあ。人間の脳味噌ん中には報酬系神経系ってのがあるんだよ。A10神経系っつーやつ。美味い飯を食ったりとか人から誉めてもらったりとか欲しいものを買ったりとかすると、伝達物質が合成されてシグナルが伝わって俺らは幸せを感じるわけ。逆にさあ、統失とか鬱なんかだとドパミン機能が低下してさあ。要するに、いくら頑張って幸せなことしても脳味噌ん中でちゃんとモノが合成されないと幸せ感じないわけ。だから、俺らはA10神経系を刺激するために生きてるんだよ、わかる?だったらさあ。薬でいいじゃん。ダイレクトで、わかりやすいだろ。そのままヒットするんだから。別に頑張って仕事して金稼いだり女見つけて結婚したりする必要ないんだよ。薬で結果が同じなんだからさあ。同じどころじゃないよな、つらい部分はないし時間もかかんないもんな。薬はパーフェクトだよ」神様のメモ帳杉井光

これは脱法ドラッグに手を染めた青年の言葉であるが、全くの同感である。まあ、私は、脱法ドラッグだの麻薬だのに手を出さないけれど。

これらの感覚、わかる人にはわかるだろうし、わからない人にはわからないと思う。精神疾患であったり、こういう死にたさを、贅沢だとか甘えだとか言う人間はきっと絶対にいなくならないけれど、気安くわかられたくもないから、別にいいね。

 

わかるな〜と思った記事があったので、共有。

seramayo.com

 

 

全然話変わるんだけど、他人の死にたさをバカにする人間って、クッソほど気持ち悪いよね。超嫌いなんですよ。確かに、精神病闘病日記みたいなのに必ず“理解のある彼くん”が出てくるのには疑問を感じなくはないんだけど。元ネタを見ていないから詳しくはわからないけれど、インスタか何かの漫画なのかな?『昔から漠然とした死にたさを感じていた』みたいな出だしから始まって、いつの間にか結婚して、子供もできて…みたいなやつ。それをバカにするインターネット・オタク、超キモいよね。

恋人や結婚相手がいるのに死にたいのか?と疑問に思う人、いるんだね。恋人がいたところで自分の世界の全てではないし、人生を救ってくれるわけでもないので、恋人がいることや人を好きになるということと、死にたい気持ちは両立すると思うんだけど。まあ、死にたい気持ちを抱えながら、人と付き合うのは不誠実では?と言われたらそうなのかな。わからない、実際に死ぬなら確かに、不誠実だし、迷惑かもしれないね。死にたいと思いながら生植するのも、まあ、私には理解できないけれど、それをバカにできるほど、みんなそんな矛盾のない人生、送ってるの?

中学の頃、恋人がいたけれど、学校に行きたくなくて、私の中でそれは全く関係がないことだったんだけど、親に学校に行きたくないと言ったら「恋人がいるのに?」と言われたのを思い出して、嫌な気持ちになったね。何の関係があるんだ…。

 

最近の話を少し。身近な人がパニック障害と診断された。その人は明るく元気で、友達も多く、仕事もできる、私とは真逆の“社会に適合できる側の人”だと思っていた。原因は仕事のプレッシャーであったり、身内の不幸と言っていた。私が知る限り、残業時間が多いとか、パワハラ上司がいるとかそういったいわゆるブラックな労働環境ではなかった。1年前くらいまでは、精神病に全く縁がなく、気の持ちようなどと言っていた人だ。それでも、なるものなのだ。誰でもなる可能性はある。みんな自分のこと、大事にしようね。それで、縁がないと思っている人も、もしそうなった時に全部自分にブーメランになるので、無神経なことは言わないようにしようね。

身近な人だけれど、私には何もできることがない。いつもそう、周りの人はみんな優しさをくれるのに、ずっと自分のことばかりだ。死にたさを感じているのも、そういった周りの人への裏切りなのかもしれないと思うこともあるね。

本気で死にたいのなら確実な手段をとって死ねばいい←本当にそうだよな〜!

本当は死にたくないのでは?←そう思うならそうかもしれないね。でも、ウチ、どうしたらええん?

これを解決したら死にたさがなくなる!みたいな、根本的な原因がないんだよね。そもそも生きていることが、人生が続いていくことが、生活をするということが、ストレスだから…。それ以外、別に不満なこともないんだよね、これが!周りの人にも環境にも恵まれているとは思うし、私、自分のこと結構好きだし。超矛盾じゃないですか?私にもわからないことを、誰がわかると言うんだ。

 

話変わるけど、私、両親にも、今までの恋人全員にも、「あなたのことが何一つ理解できない」と言われたことがある。言われた当時は結構ショックを受けたけど、人と人は分かり合えないということを、人生の早い段階で気付けたのはよかったと思う。18年間同じ家で生活してきた家族にもわからないなら、もうそれは誰にもわからないでしょうね。でも、別に分かり合う努力を放棄しているつもりはない。私は結構、思ったことは我慢せず伝えるほうだし、討論も好きだ。恋人がいて、何か思うところがあればちゃんと話し合いたいタイプだ。この世界で最も大切なものは言葉だと思っていて、徹底的な言葉のコミュニケーションでしか人間関係は構築できないと思ってさえいる。私は超能力者じゃないので、他人の気持ちなんてわからない。察してほしいと言われるのは苦手だし嫌いだ。話はずれたけど、ともかく、私は常々思っていることは言葉にして相手に伝えるようにしているのだけど、それでも、理解できないと言われるので、もうそれは仕方ないね。伝え方が悪いのかな?正直、私ほどわかりやすい人間もいないと、自分では思ってるけど。

人と人はわかり合えないとも思ってるし、元々の共感性の低さもあって、私も他人のことは全然わからない。なんて言うんだろう、理解や納得はすることはできるけど、共感はできないっていうのかな。その辺のこと、ごっちゃになってる人って結構いない?私は別に、私の考え方に共感して欲しいとかではなく、こういう考えもあるんだ、って思ってもらえれば、それで十分なんだけどな。意見交換みたいな、私は基本的にこういうスタンスで人と関わってるけど、みんな違うのかな。でも、“女は共感を求めがち”みたいな言説がある通り(女性に限らないけど)、すごくわかって欲しいんだろうな、というのを感じる人も結構いるね。わかってほしいという気持ちを否定するつもりは全くないけど、人間なんて、10人いれば10通りの人生があるんだから、100%の共感はそりゃあ、無理だよなあと思ったりする。

 

この先のことを考えると、どうしようもなく不安になる。夜になると、耐え難い苦痛と不安が襲ってくる。どうして夜かというと、多分、今日と明日の狭間だからだろうね。明日になるのが怖いし、この先がずっとあるのが怖い。目を瞑っていると、こういうことが延々と頭を支配して気が狂いそうになる。病気は別に治らなくてもいいと言ったけれど、やっぱり眠れないと生活に支障が出るので、眠れるお薬だけ、そのうちもらいに行こうかな。全然関係ないんだけど、私、クマできにくくて、全然寝てなくても顔に出ないので、めちゃくちゃ得です!いいでしょ。

お昼からバイトがあるから、もう寝ないと。疲れて後半文章が適当になってしまったので、気が向いたら編集します。眠れる気はしないけど、とりあえず布団にでも入ろうかな。ここまで読んでくれた人がいるのかわからないけれど、寒くなってきたので、くれぐれもご自愛くださいね。